海外FXと海外バイナリーオプションどちらがおすすめの投資先か解説

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給与以外の収入源確保として副業や投資を行っている人は多いと思います。そんな投資の中には「海外FX」や「海外バイナリーオプション」といったものがあります。この海外FXと海外バイナリーオプションはその取引方法に大きな違いあるのですが、なかには何がどう違うのかよくわからない、という人もいるようです。

ここでは、海外FXと海外バイナリーオプションの違いや、どちらが投資としておすすめかを見ていきます。

海外FXとは?

海外FX

海外FXとは、日本国外に拠点を置くFX業者を通じて行われる外国為替証拠金取引のことを言います。これらの海外FX業者は日本の金融庁の規制の手が及ばない場所に位置しており、その結果独自のサービスやボーナスを提供しています。

海外FXには次のような特徴があります。

ハイレバレッジトレード

海外FXでは、高いレバレッジをかけたトレードが可能です。なかには1,000倍を超えるレバレッジを設定している業者もあり、少額の資金からでも大規模な取引を展開するチャンスがあります。とはいえ、ハイレバレッジがかけられるということは、リスクも意味するため、慎重な取り扱いが求められます。

多彩な通貨ペア

海外FXの場合、多彩な通貨ペアにアクセスできる点も魅力です。たとえば、exnessという海外FX業者の場合は110近い通貨ペアの中から気に入った通貨ペアでトレードを行えます。

豪華なボーナスキャンペーン

海外FXが国内FXと大きく異なるのはその特異なボーナスキャンペーンにあります。口座開設ボーナスや入金ボーナス、さらにはロイヤルティプログラムやお友達紹介キャンペーン、トーナメントなど、資金効率を高めるためのさまざまな施策がトレーダーを楽しませてくれます。

追証なしのロスカットシステム

海外FXの場合には追証なしのロスカットシステムが採用されていることがほとんどです。追証なしのロスカットシステムとは、外国為替証拠金取引において、トレーダーが保有するポジションの損失が一定の許容範囲を超えた場合に自動的にポジション決済する仕組みのことです。海外FXの場合にはゼロカットシステムにより追証を要求されることなく、損失を限定的にとどめることができます。

それにより、市場の急激な変動が起きた場合でもトレーダーが想定外の大きな損失を被るリスクを抑制し、設定範囲内での損失に留めることができます。ハイレバレッジトレードが基本の海外FXでは、為替市場の小さな変動が大きな損益につながってしまうため、追証なしのロスカットシステムは投資家の資金を守るための重要な安全策として機能してくれます。

バイナリーオプション

バイナリーオプション

一方のバイナリーオプションは、非常にシンプルな投資のひとつです。バイナリーとは「二進法」を意味し、取引の結果、自分が予想した価格より高かった(=ハイ)か低かった(=ロー)かを予想することからこの名が付けられました。

トレーダーは、通貨ペアや商品などが、予め定められた期間後(=判定時間)に現在の価格より上がるか下がるかを予測します。正確に予測できた場合はあらかじめ定められた固定のリターンを得られますが、予測が外れた場合は投資した資金を失います。ちなみに、海外バイナリーオプションのハイローオーストラリアやtheoptionでは2.3倍のペイアウト率(=支払い率)を誇ります。

バイナリーオプションの3つの取引方法

バイナリーオプションには3つの取引方法があるとされています。

バイナリーオプション3つの取引方法

・ラダーオプション
・レンジオプション
・ワンタッチオプション

まずラダーオプションとは、特定の金融資産が複数の事前に定められた価格レベルを超えるかどうかを予測する取引方法です。価格レベルがはしごの段のように配置されており、投資家はこれらの価格レベルに対して上回るか下回るかを予測します。

次にレンジオプションとは、トレーダーが特定の金融資産の価格が予め定められたレンジに留まるかその範囲外に出るかを予測する方法です。この取引では、資産価格の方向性ではなく(上がるか下がるか)、価格が特定のレンジ内に保持されるかどうかに焦点を当てます。レンジオプションは、市場が比較的安定している場合か、大きな価格変動が予想されないときに利益を出せる点にあります。

最後のワンタッチオプションは、取引期間中に一度でも事前に設定された価格レベルに触れるかどうかを予測する方法です。このオプションが成立するには、資産価格が少なくとも一度はターゲット価格に達しなければなりません。ターゲット価格に到達すれば、その後の価格動向にかかわらず、予め定められたリターンがトレーダーに支払われます。

なおワンタッチオプションは、市場が活発で価格変動が大きい状況であれば、利益が得やすいことにあります。たとえば重要な経済指標の発表や大きな要人の発言やビックイベントの前後など、市場のボラティリティが高まる期間に適しています。

海外バイナリーオプションの特徴

海外バイナリーオプションの主な特徴は、なんといっても取引の仕組みが非常に簡単であることが挙げられます。これにより、金融市場における経験が浅い投資家でも容易に理解し、参加することができます。

また、リターンが取引以前に明確であること、掛けた金額以上のマイナスにならない点がポイントです。とはいえ、バイナリーオプションも海外FX同様ハイリスクな投資商品であることは紛れもない事実。短期間での価格変動を予測すること(=短期取引)に依存しているため、投資に慎重な判断が求められます。さらに利用する業者によっては、投資詐欺のリスクもあり、安心して利用できる海外バイナリーオプション業者を選ぶことが重要となります。

なお、海外FXにあって海外バイナリーオプションにないものとしては「レバレッジ」です。レバレッジとペイアウト率を混同している方もいるようですが、まったく別物となる点は知っておきましょう。

海外FXとバイナリーオプションでは海外FXの方が儲かる可能性が高い

儲かる

もし、海外FXと海外バイナリーオプションのどちらがおすすめかを問われたら、条件や何を重視するかによって変わってきますが、儲かるかどうかを考えるのであれば、海外FXが断然有利です。

なぜなら、海外FXは海外ハイリスクハイリターンであるものの、いくら儲かるかはある意味頑張り次第および運次第のところがあります。一方のバイナリーオプションの場合、事前にペイアウト率が決められているため、賭け金に応じて得られる利益が最初からわかってしまっています。それもどんなに頑張ってみたところで、最大2.3倍というのが今のところ最大ペイアウト率となっています。つまり1万円でバイナリーオプションを行ったとしても得られる額は2.3万円(1万3千円のプラス)でしかありません。

その点、海外FXではハイレバレッジトレードによってさらなる利益を積み重ねていくこともできます。

リスクを取りたくないのであればバイナリーオプションが有利

リスク

海外FXもバイナリーオプションもどちらをやったとしても相応のリスクは存在します。ただし、賭ける金額だけを考慮するとバイナリーオプションの方がリスクは少ないです。負けたとしても掛けた金額だけがマイナスになるだけで、掛け金を下回る金額を失うことはありません。

そういうと中には「海外FXの追証なしのゼロカットシステムはどうなのか?」という人も出てくるかもしれませんが、口座残高がゼロになれば市場から退場するのと同義です。そうなる前に撤退するというような損失を最小限に食い止める手段は、海外バイナリーオプションのほうが優れていると言わざるを得ません。

海外FXもバイナリーオプションもギャンブルではない

ギャンブル

海外FXおよび海外バイナリーオプション、いずれもギャンブルではなく投資のひとつにすぎません。よく「海外FXはギャンブルだ」「海外バイナリーオプションは丁半のばくちと同じだ」という人がいますが、ギャンブルは完全に運任せであるのに対し、海外FXや海外バイナリーオプションにおいては、戦略や攻略法などを駆使しながら、勝率を高めていくことができる点が大きく異なります。

海外FX・海外バイナリーオプションともに勝つための戦略、攻略法、取引を優位に進められるツールが様々あります。自分にマッチしたものを選択していくことが、海外FX、海外バイナリーオプションともに勝つための秘訣です。